サイドバーを表示

 

カセットガス、使用期限は大丈夫?

今のうちにチェック&安全に処分を!

キャンプや防災用に備えている「カセットコンロ」。
寒い地域ではこれから活躍のシーズンですが、
普段あまり気にしない「カセットガスボンベ」に、使用期限があることをご存じですか?

今回は、使用期限の見方と、安全な処分方法などもご紹介します。





1. 使用期限の目安は「製造日から約7年」

多くのカセットガスボンベは、缶の底に、製造年月日が西暦で記載されています。
「まだ使えそう」と思っても、経年劣化でガス漏れや爆発の危険性があるので要注意!

\とくに気をつけて!/

・缶にサビや変形があるもの

・直射日光が当たる場所、長期保管していたもの

こういったものは、期限内でも安全のため使わず処分を。






2. 期限切れのボンベは、使わずに処分!

「もったいないから…」と使ってしまうのはとても危険です。
中身が残っていても使わず、安全に処分することが大切です。

\ここで注意!/
中身を出し切らずに捨てると、
→ ゴミ収集車内で爆発事故が起きる可能性もあります!

実際、自治体によっては処理中の事故が起きており、
「中身を出さず、そのまま出してください」と指示している地域もあります。

➡️ お住まいの自治体の「カセットボンベの捨て方」ルールを、必ず確認してください!






3. 一般的な「ガスを抜く方法」

(※以下は、お住まいの地域で「中身を出して捨てるように」とされている場合の参考手順です)

① 屋外の風通しの良い場所で、火気のないことを確認
② キャップを取り、先端を下にしてコンクリートなどに押し当てる
→「シュー」という音とともにガスが気化していきます
③ ガスが出なくなるまで、しっかり抜きます(缶を振って音がしないか確認)
④ 完全に抜けたら、自治体のルールに従って処分

\絶対NG!/

・ガスが残ったまま穴を開けること

・室内やベランダなど、密閉・囲まれた場所での作業

※ガスがこもって引火や中毒の危険性があります!







4. 終わりに:期限チェックは「安心と経済性」のために

備えることも大切ですが、
期限をチェックして「安全に使えるかどうか」を定期的に見直すことも、同じくらい大切です。

使えるものは期限前に消費すればムダもなく、経済的。
これを機に、ご自宅のストックを一度チェックしてみてくださいね。

シェア: