毎日飲んでいる薬、災害時の備えは大丈夫?いざというときのための4つのヒント(#76)

「薬がない生活、想像できますか?」
いつもの朝、目覚めて薬を1錠。
当たり前のように続けてきた日常。
でも、もし大きな地震が起きて、
避難生活が始まり、薬が手元になかったら…。
「たった1日くらい飲まなくても平気」
…とは思えない薬も、きっとあります。
ピルやホルモン薬、精神的な薬、甲状腺の薬、持病の薬。
毎日服用している薬には、それぞれに**「欠かせない理由」**があります。
そんな薬を切らさないために、
今できる備えについて、いっしょに考えてみませんか?
1|「少しだけ多めにもらえますか?」と相談してみる
まずは、かかりつけの医師や薬剤師さんに相談を。
「災害に備えて、予備を少しだけ持っておきたいんです」と伝えてみましょう。
薬の種類や症状によっては、
数日〜1ヶ月分ほどの予備薬を出してもらえる場合もあります。
特にピルやホルモン薬は、飲み忘れや服用中断が大きな影響につながることも。
日常の中で少しずつ備えておけば、いざというときの不安も減らせます。
2|防災ポーチに「1シートだけ」でも入れておく
たとえば、
・ピル1シート(使用中のものなら「◯月◯日から服用中」とメモ)
・常備薬(頭痛薬、アレルギー薬など)
などを、小さなポーチにまとめておくだけでも安心です。
チャック付きの袋に入れておけば、薬がバラけたり湿気るのを防げます。
外出時のバッグや、防災ポーチの中に“1セット”入っているだけで、
「もしも」のときの心の支えになります。
3|予備の薬には「使用予定日」をメモ
予備として保管しておく薬は、
“いつから使い始めるつもりなのか”を明記しておくのがおすすめです。
-
「このシートは○月○日から使用予定」
-
「○○の薬、残り7日分から使用」
などと書いておくと、いざ薬を使う場面でも混乱しにくく、
どこから再開すればよいのかが一目でわかります。
4|お薬の情報は、紙に印刷しておくと安心
スマホアプリにお薬手帳が入っていても、
停電やバッテリー切れで見られないこともあります。
そんなときのために、
・薬の名前
・飲み方(1日何錠、何時など)
・処方日や医療機関名
などを紙にメモしておく or スクショを印刷しておくのが安心です。
避難先や病院で再処方をお願いする際、
「何を飲んでいたか」が明確なら、話もスムーズになります。
最後に:できることから、少しずつ
薬の備えといっても、大げさな準備は必要ありません。
「1シートだけ入れておく」
「処方メモを1枚印刷する」
そんな小さなことでも、
実際に災害が起きたときには大きな安心につながります。
災害は突然やってきます。
でも、準備は少しずつ、自分のペースで始められます。
どうか今日、あなたの薬のことも“防災”の視点で見直してみてくださいね。
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