雪に慣れない都心部の人へ:避けるべき危険ポイントと対策グッズ
都心部で積雪や凍結が発生すると、雪に慣れていないため転倒事故が起きかねません。安全に歩くためのポイントと便利な対策グッズを紹介します。
雪道・凍結路面の歩き方
小さな歩幅でペンギン歩き
大股で歩くと滑りやすいので、足の裏全体を床につきながら、ゆっくり小さな歩幅で歩きましょう。
重心を低くする
膝を少し曲げ、重心を低くすると安定しやすくなります。ポケットに手を入れず、バランスのために腕を軽く振りましょう。
避けるべき危険な場所
マンホールやタイルの上
凍結しやすい金属製のマンホールや駅前のツルツルしたタイルは滑りやすいので、大変危険です。できるだけ避けて歩きましょう。
横断歩道の白線
白線部分は塗装されており、雪や氷がつくとツルツル滑りやすくなります。なるべく避け、アスファルト部分を歩くようにしましょう。
駅の出入口やコンビニ前
屋根のある場所は雪が溶けやすく、その後凍結しやすいです。また、床がタイルや金属でできていることが多く、特に滑りやすいので注意しましょう。
歩道橋や階段
階段の端や歩道橋の上は風が当たりやすく、凍結しやすい場所です。手すりをしっかりつかみ、ゆっくり一段ずつ歩くようにしましょう。
ビルの軒下やガラス張りの建物の前
落雪や氷柱(つらら)が落ちてくる危険があります。特に気温が上がる日中は、頭上にも注意を払いましょう。
バス停や車道の端
車の排気ガスや人の足で雪が溶け、その後夜間に凍結しやすくなります。バスや車の接近にも気をつけながら、慎重に歩きましょう。
こうした場所を避けたり、慎重に歩くことで、転倒リスクを大幅に減らせます。
雪道対策に便利なグッズ
✅滑り止め付き靴・スパイクバンド
靴底に滑り止め加工があるものや、後付けできるスパイクバンドを装着するとグリップ力が増します。
スパイクバンドは、ゴムにスパイクが付いていてつま先や靴裏全体をゴムで止められる製品です。数百円で購入できるものもあります。
✅防水スプレー
靴に吹きかけておけば雪や水の染み込みを防ぎ、足元の冷え対策になります。
✅手袋&リュック
転倒時に手をつけるよう手袋を着用し、荷物はリュックで持ち運びを確保のが安全です。
突然の降雪でも冷静に対処しましょう、安全に行動しましょう!
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