圧縮すれば安心?防災で気をつけたい落とし穴(#96)

圧縮してコンパクトなら安心?
防災リュックって、どんどんかさばって「これ…持てるのかな」と不安になることがありますよね。
そこで気になるのが、空気を抜いて小さくできる圧縮袋。
ここでいう圧縮袋とは、
丸めて手で空気を押し出すタイプや、掃除機でしっかり吸引してぺたんこにできる“強い圧縮”ができる袋のこと。
(ジップロックのような簡易袋とは別)
実は、“圧縮していいもの”と“圧縮しないほうがいいもの”の境目があるんです。
今日はそのポイントを、女性の防災の視点でお話ししますね。
圧縮袋のメリットと、知っておきたい注意点
圧縮袋は、衣類やタオルがコンパクト&防虫対策と、いいことづくめ。
ただ、通気性がないため湿気がこもりやすいという弱点もあります。
長期間そのままにしておくと、衣類でもふんわり感が戻りにくかったり、カビにつながることも💦

圧縮の向き不向き
圧縮に向いているもの
衣類、タオル、下着など
→ 形が変わっても機能に影響が少ない
圧縮に向かないもの
ナプキン、オムツ
→ ふわっとした構造そのものが吸収力を支えている。
強く圧縮すると、劣化やカビの原因に。
デリケートな部分に使うものだからこそ、注意が必要です。
この“相性の違い”を知っておくことが、重要!
じゃあコンパクトを諦める? いえ、方法はあります
✔️ 衣類は圧縮袋でOK。
ただし湿気がこもるので、
半年に一度くらい、空気を入れ替えてサッと点検すると安心です。
(この“半年点検”は、他の備えの見直しタイミングにも使えて便利です)
✔️ 衛生用品は、『強い圧縮』は避ける。
ジップロックのような簡易密封袋に入れて、
軽く空気を抜く“ほんのり圧縮"がちょうどいいです。
湿気がこもりにくい/避難時にサッと取り出しやすい
衛生用品は半年〜1年に一度の点検、3年以内の交換を目安に。
“コンパクトにしながら、使える状態を保つ”を目指そう。

当店の防災用ナプキンも
「備蓄に向いた形」にこだわっています。
👉 空気を抜きすぎず、それでいてコンパクト
👉 長期保管を前提にしたパッケージ設計

メーカーも「潰しすぎない」ことを意識し、一回り小さくなる程度。
この特別なパッケージにより、3年以上の長期備蓄が可能に。
デリケートな衛生用品こそ、安心して備えられるものを。
そんな思いから、私たちの防災セットにも採用しています。

防災用ナプキンは、単品でもセットでも購入可能です。
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